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風邪の種類と対策。原薬局が伝えたい「冬を元気に乗り切る養生のコツ」

寒さが厳しくなり、空気が乾燥する季節。
風邪をひきやすい時期だからこそ、毎日の体調管理がとても大切です。

原薬局にもこの時期は、
「のどの痛みが続く」「寒気が止まらない」「お腹にくる風邪かもしれない」
といったご相談が多く寄せられます。

今日のブログでは、風邪の種類をわかりやすく解説しながら、
薬局だからこそお伝えしたい“日々の養生”をご紹介します。


■ 風邪には大きく分けて3つのタイプがあります

同じ「風邪」でも、症状により対処法が異なります。
ご自身の状態に近いタイプを知ることで、回復が早まります。


① ぞくぞくする風邪

悪寒・頭痛・関節の痛み・透明な鼻水など、
風邪の初期に多いタイプです。

→ 体を温めることが最優先。
温かい食べ物や湯たんぽなどで保温し、しっかり睡眠を取りましょう。


② 熱と痛みの風邪

高い発熱、喉の痛み、黄色〜白っぽい鼻水・痰などが特徴。

→ 水分補給をしっかりと。
身体を休め、脱水を防ぐことが大事です。


③ お腹にくる風邪

吐き気・下痢・食欲不振を伴うタイプ。

→ 消化にやさしい食事 + 水分補給がポイント。
刺激物や油物は避け、胃腸を休ませてあげましょう。


■ 血流が悪いと風邪をひきやすくなります

体は血液によって栄養や酸素が運ばれています。
そのため、血流が滞ると…

・疲れやすい
・肩こり・腰痛
・むくみ
・肌荒れ
・代謝が落ちる

などの不調につながり、免疫力も低下します。

「手足が冷える」「疲れが抜けない」という方は、
日頃から温める習慣を意識してみてください。


■ 東洋医学では、冬は「腎」が弱りやすい季節

東洋医学の五臓では、冬は特に“腎”が負担を受けやすいとされています。

【腎の弱りで起こりやすい症状】

・頻尿・膀胱炎
・腰痛
・冷え
・耳鳴り
・血圧の乱れ

食養生としては、
くるみ・黒ゴマ・銀杏・あさり・わかめ・きのこ類などがおすすめです。


■ 健康維持の基本は「不摂生を改善すること」

薬局としてよくお伝えしているのは、
「特別なことより、毎日の小さな習慣の積み重ねが大切」ということ。

● 寝る前の食事・飲酒は控えめに

胃腸が休めず、睡眠の質が下がります。

● 運動不足は風邪の原因に

ウォーキングなど、少しでも体を動かす習慣を。

● 冬は“タンパク質”と“ビタミンA”を意識

・魚・肉・卵・大豆製品・乳製品
・緑黄色野菜、うなぎ、レバー
免疫力をサポートします。


■ 体力維持に「松寿仙」という選択

原薬局では、体力が落ちやすい冬場の養生ドリンクとして
松寿仙(しょうじゅせん)をご紹介することがあります。

天然の植物成分を使った“緑の滋養強壮薬”で、
・疲れが取れない
・朝からだるい
・冷えが気になる
・便秘・下痢を繰り返す
などの体質改善を目的にご相談される方が増えています。

気になる方はお気軽にご相談ください。


■ 風邪を遠ざけるには「日頃の積み重ね」

風邪は万病のもと。
ですが、毎日の習慣を少し見直すだけで、風邪をぐっと引きにくい身体に変わります。

原薬局では、体調や生活習慣を伺いながら、
その方に合った養生法や市販薬をご提案します。

「最近疲れやすい」「風邪が長引く」
そんなお悩みもお気軽にご相談ください。

原薬局は、皆さまの健康を身近で支える“かかりつけ薬局”でありたいと願っています。