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■注意!見逃されがちな「血糖値スパイク」とは?

💉健康診断が正常でも油断は禁物

「血糖値は正常だから大丈夫」と思っていませんか?
健康診断でチェックされる空腹時血糖値やHbA1cが正常でも、食後に血糖値が急上昇・急降下する「血糖値スパイク」が起こっている可能性があります。


☝🏻血糖値スパイクの仕組み

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を指します。食事をとると、体内で糖質がブドウ糖に分解されて血糖値が上昇しますが、通常はすい臓から分泌されるインスリンの働きで140mg/dL以下にコントロールされます。

しかし、すい臓の機能低下や肥満によりインスリンの分泌が不十分になると、血糖値が急上昇。その後、遅れて大量にインスリンが分泌されることで、今度は血糖値が急降下します。
この「乱高下」を血糖値スパイクと呼びます。


🩺放置のリスク:動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞

血糖値スパイクが繰り返されると、血管が傷つき、動脈硬化を引き起こしやすくなります。これが進行すると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるといわれています。

また、以下のような症状も見られることがあります:

  • 食後の頭痛、動悸、ほてり
  • 強い空腹感やイライラ
  • 冷え、眠気、集中力の低下

こうした症状が頻繁に起こる場合は、医師の診察や血糖変動の検査(経口ブドウ糖負荷試験・持続血糖モニター)を受けましょう。


📍血糖値スパイクを防ぐ生活習慣

① 食べる順番に注意

  • 野菜・海藻・豆類など食物繊維を先に
  • 次にたんぱく質(肉や魚)
  • 最後に炭水化物(ご飯・パン)
    この「食べ順」が血糖値上昇を緩やかにします。

② セカンドミール効果を活用

朝食で食物繊維を多く摂ると、昼食時の血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

③ よく噛んでゆっくり食べる

早食いは血糖値スパイクの原因になります。食事はよく噛んで、ゆっくり時間をかけましょう。

④ 食後の軽い運動

食後の散歩やストレッチは血糖の変動を穏やかにします。

⑤ 筋トレで筋肉量を増やす

筋肉は糖を取り込む力が強く、血糖値を安定させるのに役立ちます。


🍵最後に

血糖値スパイクは、自覚しにくいけれど身体に大きな影響を与える健康リスクです。日々の生活習慣を見直し、予防に努めることが将来の健康につながります。

11月14日は「世界糖尿病デー」。これをきっかけに、自分の体と向き合ってみてはいかがでしょうか?わからないことがあれば、薬剤師や医師に気軽に相談するのも大切です。