私たちの体を支える「骨」は、普段あまり意識することのない存在かもしれません。しかし、実は骨はただの“支柱”ではなく、健康を保つうえでとても重要な働きをしています。年齢を重ねると誰にでも起こり得る「骨の老化」や「骨粗鬆症」。これらを防ぐためには、骨の構造や役割を正しく理解し、日常生活の中で骨をいたわる習慣を取り入れることが大切です。
骨の大切な役割
骨は体を支えるだけでなく、
- 運動を助ける
- 脳や内臓を守る
- カルシウムの貯蔵庫
としても機能します。カルシウムは細胞の働きをコントロールする「スイッチ役」。血中濃度は常に一定に保たれています。
◆骨の構造:硬い骨と柔らかい骨

- 緻密質(ちみつしつ):白くて硬い部分。骨を作る「骨芽細胞」が存在。
- 海綿質(かいめんしつ):スポンジ状で中に「骨髄」があり、赤血球などの血液を作る「造血幹細胞」がいます。
実は、骨の中には多くの血管が流れており、1分間に全身を巡る血液量約5ℓのうち、骨には約200~400mlもの血液が通っています。
◆骨粗鬆症と「ゴースト血管」の関係
骨は日々作り変えられていますが、そのバランスが崩れると骨粗鬆症に。
- 骨粗鬆症の原因:加齢、特に女性は閉経後のホルモン減少が影響。
- ゴースト血管とは?:毛細血管が機能しなくなり、酸素や栄養が届かなくなる状態。
- 骨に血流が届かなくなると、骨の劣化や老化を招き、骨粗鬆症のリスクに。
◆予防法①「骨貯金」で強い骨を育てよう
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- 無理なダイエットを避ける
- カルシウムをしっかり摂る
◆予防法②「血流をよくする」ことも大切
毛細血管を守り、血流を保つことが、骨の健康にもつながります。
◆簡単骨トレ:「かかと落とし」運動
- やり方:かかとを上げて、ストンと落とすだけ!
- 骨への刺激で、骨細胞が活性化
- 骨から分泌されるホルモンが記憶力や免疫力アップにも貢献
毎日少しずつでも、骨を意識した生活を心がけましょう!
